お米農家米作りお米農家が普段食べているお米の作り方を公開します
減農薬ロハス米作り−虫やカエルと共生する、おいしいお米は手間暇をかけて作ります。
お米の生長日記 2010年
お米をご購入頂き、食べて頂いたお客の感想です。 お米作りの作業を動画で見てください。

有機堆肥散布風景
1月18日(月)

今年で5年目の有機肥料散布です。加西市の長谷川牧場より購入をした、有機肥料を入れております。今年も1反あたり約2tを専用の機械で18日〜20日までかかってまきました。5年目に入り、土も出来てきましたので今年は良質のお米が期待出来ます。

地域一斉のあぜやき
2月7日(日)

今年もあぜやきの季節が訪れました。風が強く一気に燃え広がるのは、怖くもあり、気持ちよくもありました。近所の村では消防車が出動して消火にあたっておりました。当村でも汽車の枕木が数年に1回は燃えて問題となっております。

今年のお米作りスタート
4月10日(土)

眠っている田んぼを起こしております。春とは思えないほどの陽気な天気だったので、少しずつ田んぼを鋤き始めました。今年は有機肥料を入れ初めて5年目になるので、土も黒々としており、良いお米が出来る予感がしております。

ツバメの巣作り
4月25日(日)

今年もツバメが納屋の軒下で巣を作っております。1回目は失敗。2回目は場所を変えて再チャレンジです。1週間ほどでやっと出来上がり、念願のマイホームを手に入れた様です。別のツバメもやってきて、自家用車の車庫で巣作りを初めて困っております。

もみまきの下準備
5月2日(土)

来週実施予定の「もみまき」作業の下準備で、苗箱に肥料の入った下土を入れる作業です。今年は追加で頼まれた分もあり、2,100枚の下土を1日かけて入れました。途中で苗箱が足りなくなり、農業を辞められた近所の家に頂に行きました。

今年3回目の田鋤作業です。
5月3日(日)

全部で大小合わせて約30枚の田んぼでお米を作っているので、田んぼを鋤くだけでも、時間を見つけて約半月ほどかかります。トラクターの後ろはレンゲ畑で、休耕田の印となっております。



もみまきの作業
5月7日・8日(土・日)

さすがに疲れました、この作業だけはなかなか機械化が出来なくて、人海戦術で朝から晩までかかりもくもくと作業をしております。版画家の「岩田健三郎」先生も応援に来て頂きとても楽しい作業となり嬉しかったです。
6月2日(水)〜

しろかきをしております。今年で6回目の田鋤きがしろかきとなります。土を稲がしっかりと根を張れるように、細かく細かくする為に、何度も何度も鋤きます。ちなみに当家は、稲刈りをしたあと、6回鋤いた後に田植えをします。


ひばりがあぜに卵を産んでいました
6月6日(日)

各田んぼに元肥と山田錦の田んぼに「マグホス」を入れていた時、今年も卵を見つけました。昨年はヤマドリでしたが今年はひばりが巣を作っておりました。もっとも、農機具の通り道なので、注意はしますが踏んでしまいそうな気がします。

壺坂専務が田植えをお手伝い
6月10日(木)〜

少し梅雨入りが例年より早いのでしょうか?週末から梅雨入りして雨の中で田植えをしました。今年から「食地の座」の山田錦を供給させて頂くこととなったため、壺坂酒造の壺坂専務が田植えの応援にきて頂きました。この日は真夏のような炎天下で、1日で2Lのお茶を飲みました。
7月10日(土)

梅雨の合間に晴れたので、草刈りをしました。草刈りをしていて20分程経った頃、肩に痛みを感じたので見てみると、ハチに刺されてしまいました。久しぶりに刺されたので、腫れは小さかったです。その後、今度は「まむし」に出くわしてしまいました。

7月17日(土)

2回目の追加肥料を入れるにあたり(1反あたり20kgを入れました)、今まで1枚のたんぼに3回に分けて肥料を入れておりましたが、この大型散布機では2回で済んでしまいます。そして合計40kg(機械20kg+肥料20kg)を背負わなくて良いのが嬉しいです。

7月25日(日)

田んぼの雑草はしつこいですね。毎年決まって同じ田んぼに雑草が生えております。何年も何年も同じ作業を繰り返しておりますが、一向になくなりません。水を入れる際に上流の田んぼから雑草の種が流れてくる事も多いので、下流の田んぼに迷惑を掛けないためにもしっかりと手で引きます。
8月7日(土)

3回目の「山田錦」追加肥料を3日間(8月5日〜7日)かけて入れました。この追肥については、まんべんなく均等に散布をしたいと均一化したお米にならないので、旧式の背負い機械で田んぼを歩いて振っております。


8月13日(金)

気が付くとキヌヒカリが花を咲かせておりました。7月中旬まで天気が悪く冷夏だったので、どうなることか?と心配をしておりましたが、そののち晴天に恵まれてしっかりと立派な花が咲いておりました。これから実にお米のエキスが入りお米になります。
8月26日(木)

山田錦とヒノヒカリの花が咲いておりました。隣のキヌヒカリと比べて下さい。山田錦の病害は無いのですが、ヒノヒカリの葉が少し虫に食べられて、黄色くなっているのが気になります。この暑さで、カメムシ他、害虫が多くなっていると聞いているので心配です。
8月28日(土)

今年も山田錦はヘリコプターで予防薬の散布をして頂きました(1,200万円もする為、当家では持っておりません)同業の農家さんにお願いをして散布をして頂いております。簡単かつ早いのでこの暑さの中、とても助かります。
9月19日(日)

今年のキヌヒカリ米を試験刈してみます。本格的には、23日(祭)にコシヒカリを刈るのが初めですが、収穫量と内容を確認する目的で、少しだけ刈ってみます。農家仲間では、もみが厚くて中身が少ないとのウワサですが・・・。
9月20日(月)

23日(祭)が雨だという天気予報だったので、急遽コシヒカリとキヌヒカリを刈り取りました。昨日の試験刈り取りでも、多少のバラつきはあったものの、結構大粒になっておりました。ただ、少し高温で白くなったお米が目立ちます。
10月10日(日)

天気が良ければヒノヒカリの収穫を16日から始めるかもしれないので、来年のために田んぼのアワやヒエを手で抜く作業を9日〜12日までしております。すでの田んぼは黄金色に染まっております。
10月17日(日)〜

酒米「山田錦」の収穫を始めました。収穫量も前年の20%ダウンで、さらに大粒のお米が少ないように感じました。猛暑の被害でしょうか?
10月20日(水)〜

ヒノヒカリの収穫をしました。他の品種同様に収穫量は少ないです。でも今年の気候に合ったのか、品質は今までのお米よりも良いように思われます。
10月23日(土)

酒米「山田錦」の収穫が本日最後となり、契約先の乾燥・脱穀所へ行ってきました。今年の山田錦は特等米がほとんど無く、一等米も少ないとのお話です。
11月11日(木)

ミツヒカリの収穫をしました。この品種だけは・・・と思っておりましたがやはり前年比20%ダウンの収穫量です。この品種が猛暑の影響を一番受けていない様に見受けられます。



なぜ同じお米で
味が違うの?
数年前に収穫までお米が足りなくなり、JAで同じ品種を買って食べた時、孫が「おいしくない」と言ってお米を食べなっかたのです。 申し訳ないがJAに出すお米は出す人すべてのお米が混じってしまい、 責任感が無さすぎます。まぜてしまえば誰が造った米か分からないという考えがいやなのです。本当のお米の味を分かってほしいのです。
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